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ひろしまを考える旅 とは??
YWCAでは、現代に生きる私たちは、自分たちのだけの強さや豊かさを求めて、他者やそのほかの生き物や植物たちを踏みつけ、大きな破局に至る道を歩んでいるのではないかと考えました。
そして、そのような考え方を批判的に捉え、自分たちの生き方を問い直すことを自分たちの課題であると考え、全国運動をしてきました。それらの全国運動をするにあたり、学びの場として行われてきたのが、「ひろしまを考える旅」です。
参加者は、広島の地を訪問し、被爆者と出会い、その土地にある建物や碑を巡り、日本が歩んできた軍事化の歴史と今、被爆の実相、アジア蔑視などの問題を学びます。その学びをそれぞれの地に持ち帰り、平和を実現するものとしての活動を行う機会としてきました。
これまで、約50年の旅の歴史を通して、小学生から大人まで幅広い年代や多様な背景を持つ参加者が集い共に学んできました。
樋口さやか(ひろしまを考える旅委員会委員長)
参考:日本YWCA100年史編纂委員会編(2005)『日本YWCA100年史』
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