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Peace Report 〜パレスチナ〜

「平和」とはなんだろう?

ひろしまを考える旅では、ずっとそんな問いについて考えさせられてきました。


私は、先日、パレスチナに住む人たちが主催するオンラインイベントに参加をしました。そこで、日本の平和についての取り組みを紹介することになり、日本の平和に関する課題、またその課題に対する取り組みについて紹介しました。

パレスチナの人々は、日々、武力による暴力や不条理な抑圧に直面をしていました。その人たちにとっては、ある程度安心して日々を過ごすことができる日本のような社会を想像するのは難しく、私たちが行っているような過去の戦争から何を学ぶかという取り組みは、どこか遠い実感の持てない取り組みなのかなとも思いました。


私たちは、まずは今、自分たちが生活する場における平和を築くことを大切にします。そのために、過去から学ぶこと、そして、今自分たちの社会が抱える課題について考え、行動をしていくことが重要であると思います。

しかし、その一方で、同じ世界に住む人々が、また、異なる苦しみの中にあることも学び、その人たちと連帯をしていくために、自分たちが何ができるかを考えていくことは大切なのだと思います。




パレスチナは、日本からも遠く、そして、非常に複雑な問題を抱える地域でもあるため、日本のマスメディアにおける報道も少なく、学校でも深く学ぶ機会は限定的かもしれません。しかし、そこには私たちと同じような年代や同じような趣味を持つ人たちが、同じように毎日生活をしているのです。その人たちに想いをはせ、いま、現在、武力による攻撃の中で不安を抱え生きる人々のため何ができるかを考えることも必要だと思います。



日本Y W C Aが協力しているキャンペーン

「パレスチナに平和の象徴オリーブの木を植えよう !」


ひぐち

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